MakeCode Arcade (マイクロソフト メイクコード アーケード) を知っているかな。

img001

マイクロソフト メイクコードはマイクロソフトが無料で公開しているプログラミングツールだ。microbitマインクラフトのプログラミングで使ったことがある人もいると思う。

マイクロソフト メイクコード

img002

少し下に Arcade がある

img003

Arcadeはメイクコードの公式Blogでは

Microsoft MakeCode Arcade is a web-based beginner-friendly code editor to create retro arcade games for the web and for dedicated hardware.

と紹介されている。マイクロソフト メイクコード アーケードは、

  1. ウェブベースの(ブラウザで使える)初心者にもやさしいプログラミングツール
  2. レトロアーケードゲーム(なつかしいゲームセーンターにあるようなゲーム)を作ることができる
  3. 作ったゲームはブラウザや、対応するハードウェアで動かすことができる

ということだ。

どんなものか知るためにはさわってみるのが早い。 サンプルプログラムを動かして、ハードウェアにも転送してみよう。

「Arcade でプログラミングを始める」をクリックすると

img004

Arcadeの画面が開く。これがArcadeの画面だ。

img005

少し下にスクロールすると「ブロックゲーム」というのがある。ここの「Falling Duck」をクリックしてみよう。

img006

「サンプルを開く」をクリック

img007

Falling Duckの画面が開く。

img008

micro:bitのメイクコードと同じように、画面の右側ににプログラム、左側にハードウェアのエミュレーターが表示される。 まずはエミュレーター上でゲームを遊んでみよう!

右側のプログラムエディターも高機能だ。プログラムをブロックからJavaScriptやPyhonに切り替えることもできる。またデバッグモードで変数の内容を確認しながらプログラムを1ブロックずつ進めることもできる。

JavaScriptに切り替え

img009

デバッグモードでブロックを1ステップずつ実行

img010

初心者にもやさしいが、本格的な開発もできそうだね。

次に実物のハードウェアにゲームを転送してみよう。

対応するハードウェアは「ハーウェア」で紹介されている。

img011

ここにあるハードウェアを買ってもいいし、この中の「Adafruit M4」、「Add Board」を参考に自分で作ることもできる。

img012

img013

実際に作ったのがこれだ。これに「Falling Duck」を転送する。

img015

自分で作ったハードウェアでゲームが動いた!

img014

部品のそろえかたや作り方、プログラムの転送のやりかたは別のページで紹介するね。